2010年3月22日月曜日

防衛大学校卒業式

 本日10時から、横須賀市走水の小原台にある防衛大学校で、鳩山由紀夫総理大臣、北澤俊美防衛大臣臨席のもと卒業式がおこなわれました。


 留学生11名を含む375名の卒業生に、五百旗部真学校長から卒業証書が授与されました。そして、五百旗部学校長の式辞に続いて、鳩山総理、北澤防衛大臣から訓示がありました。
 鳩山総理は訓示のなかで、日本の外交・安全保障の基軸である日米同盟が揺るぎないことを強調するとともに、防衛大綱見直しの年にあたって、テロなどの新たな脅威に対抗するための国防のあり方について議論を深めていくことに言及しました。

 その後、わたしにとっては旧知の友人でもある柔道の金メダリスト山下泰裕さんが来賓を代表して祝辞を述べられました。
 1984年のロサンゼルスオリンピックの決勝戦で対戦したエジプトのラシュワン選手が、傷ついた山下選手の脚を攻めなかった逸話を披露されました。相手の弱みにつけこむのはアラブ人の誇りが許さない、と後に記者団に語ったラシュワン選手は、金メダルをとることよりも誇りを重んじた、と山下さんは語り、皆さんも日本人としての誇りをもって生きていって欲しい、という山下さんのことばに、式場の参列者から拍手が起こりました。素晴らしい祝辞でした。

 卒業式終了後、345名(陸上自衛隊171名、海上自衛隊89名、航空自衛隊85名)の卒業生が、自衛隊一般幹部候補生として即日任官し、鳩山総理に対して宣誓をおこないました。
 来賓が退席した後、卒業生代表の「離れていても思いは同じ。54期の絆は一生。また会おう!」の声とともに、卒業生全員の帽子が宙を舞い、卒業生が講堂出口に殺到しました。
 日本人の生命と誇りを守るために、これからさらなる厳しい試練に立ち向かう54期生の皆さんに、心よりの敬意を表します。