2010年3月10日水曜日

日米密約問題の調査からみえてきたこと

 昨日来、戦後の日本政府とアメリカ政府の間における外交上の密約が問題になっています。今日の衆議院外務委員会でも、各党委員がこの密約問題を取り上げました。

 私がアメリカの上院予算委員会で補佐官をしていたときには、書類はもとより、議員への連絡メモまで、すべてを保存するのが普通でした。スタッフは、決められた箱にドキュメントを梱包して、年に一回、議会の地下にある倉庫に保管します。それらの資料は、一定期間後には情報公開の対象となり、歴史を検証する資料として後世に残されることになります。

 そのような資料の保存体制と情報公開システムが確立していることによって、議員もスタッフも、「未来から見られている」という緊張感と責任感をもって仕事をすることになります。

 日本でも、基本的に外交文書は30年経過した後に公開するルールがあるようですが、今回の鳩山内閣による日米密約に関する調査によってわかったことは、その30年ルールが適正に運用されてこなかったということです。

 帰国して、各省の審議会などの委員を務めるようになって驚いたことは、どこの省庁にいっても、いたるところにシュレッダーがあることでした。アメリカ上院議会では、ついぞシュレッダーを見かけませんでした。

日米密約問題の調査結果については、

岡田克也外務大臣のブログ
 http://news.livedoor.com/article/detail/4648122/

外務省のホームページ
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/

をご覧ください。